2014.10.12
~ビジネス、英語、と海外~
はじめに
はじめに
みなさん、いつもユキーナ・富塚・サントスのWebをご覧いただき、ありがとうございます。
こちらでは、私の他に、サントスというニックネームを持つ、ロンドン在住の日本人の方と、日本人には不慣れな外国人とのコミュニケーション・ビジネスの進め方、海外の渡り方、海外で起こっている事象の国際的な視点について、毎回テーマを決めて、自由につぶやいてみよう、というコーナーです。
外国人とのコミュニケーションで疑問・問題を抱えている方、海外に興味を持たれる方、国際化の波が押し寄せてくるのを感じながら、どうしよう・・・と思っている方には、そうだったのかぁ!!と役立つ情報が満載のコーナーにしようと思っています。
さて第一回に入る前に、まず「つぶやく」コメンテーターの方をご案内します!
ジーコ・サントスZico Santos
日僑、大阪で生まれ奈良で育つ。奈良・京都で工学等を修むるも領を得ず、東京・名古屋実地修行を経て、20世紀も末、29歳で新加波に渡る。アジア・インド・中東・欧州を経て倫敦在住。工学修士・法学士、英国鑑定士他。見た目は大仏顔の自称常識人。。。著作:作られたユートピア、他、趣味:うまい麺屋さがし、へぼゴルフ・テニス
そして私ことユキーナ・サントスです。最初はジーコさんと私の二人ですが、今後は国際社会で活躍されている方にも飛び入りで、つぶやきをお願いしようと思います。
私のプロフィールはこちら↓
さて、ではいよいよ第1話の「つぶやき」にいってみましょう!!
第1話 外人に「言われない理由」で猛烈に攻められたら??
第一回 イギリス人、怒り心頭!英国大騒ぎ?ワールドカップ噛み付き事件
今回のワールドサッカー、といえば印象的なのは、やはりこの選手、ではないでしょうか。
ウルグアイのスアレス(Luis Alberto Suárez Díaz)選手。。。(イラストbyユキーナ・サントス)
(注)ご存知でない方もいると思いますので、ちょっとフォローさせていただきますと、ウルグアイのスアレス選手が、コーナーキックの際にゴール前の場所取りをしていました。通常、相手もどんどん場所取りをしますので、お互い押し合ったり、ユニフォームを引きちぎれんばかりに引っ張り合ったりと、激しい攻防になりますが、なんとこのスアレス選手の場合、前にいた相手のイングランド選手の首筋に後ろから噛み付き、相手の出鼻をくじいて、いいポジションを取る、という行動にでたわけです。
このコーナーキックは得点には結びつかず、ボールはすぐフィールドの中央に行き、選手たちはみんなそれを追いかけていったわけですが、アナウンサーが「おおっと、・・・誰か倒れていますねぇ、あれ、イングランドの選手とスアレスですか?盛んに、アピールしていますが、あぁ!どうやら嚙んだ、嚙まれたと抗議しているようです」とボールの行方を置いておいてこちらの解説をしました。
すぐにVTRが流れ、スアレスが後ろからイングランド選手のうなじをガブッと嚙んでいる映像がスローモーションで捕えられました。
「あぁ、確かに嚙んでいますねぇ・・」
と誰もが認めるこのスアレスの噛み付きが、一つの事件となったのです。注釈:byユキーナ・サントス
私はサッカーについては完全な素人で、この国でかなり肩身の狭い思いをしてました(笑)、ヨーロッパなどサッカーが盛んな国では、こうした一大イベントには、職場でかならず賞金をかけ、みんな自分のひいきチームを応援する、という習慣があります。私も今大会は賞金を(無理やり)賭けさせられたこともあり、テレビにほぼかじりついてました(笑)。
(ご近所や仕事仲間等々とのコミュニケーション維持には役立ったものの、家族にはやはり大ひんしゅくでしたね。。(笑))
こちらではちなみに、
・サッカー
・ラグビー
・クリケット(野球の原型となった板状のラケットでボールを打つスポーツ)
の順で大衆度が高いみたいです。
(注意して発言しないと、SNOB(きざな奴)と思われてしまいます)
クリケットの発音、ちょっと気になります。私もイマイチ、イギリス英語の発音には自信がないので・・・
私が今ちょっとお手伝いしている、ブラジル企業では、会社をあげてのサッカー観戦は当たり前でしたね。早朝でも食堂の大画面テレビに社員が集まり、朝ごはん(ちなみにこれもブラジル式朝食)を食べながら、みんなで見入っていました。日本の会社ならありえないことですよね。
私はヨーロッパのMBAだったので、このときもサッカーを率先してやりましたよ。女子チームには(イタリア人、イギリス人、ブラジル人etc)と監督候補がたくさんいて、みんなでよってたかって教えてくれました(笑)、いやー懐かしい思い出ですねぇ。
拙書「ワールドカップが100倍楽しくなるブラジル・ジンガ必勝法」でも紹介しましたが、欧州式サッカーは、当たり方、転び方、さりげない反則の仕方?これが大事だと学びました。でもさすがに「かみつき」はなかったですねぇ・・・