英語難民と英語貴族
2018.8.12
あやしい会社の見分け方
この語学学校で大丈夫だろうか？
留学を決めたのはいいけれど、こんなふうにドキドキしているあなた、しっかり見極めて安心しましょう 。怪しい会社・場所、見分けます、あなたのセーフティガード、ユキーナ・サントスです。
契約書にサインしてしまうには訳がある、まずはメンタルのブロックとっていきませんか？
カウンセリングやってます！
私が新聞や、インターネット 、海外のニュースなどで聞いて集めた、知っておくと便利な単語集というのがあります。 その中の一つにPonzi Schemeというのがあります。
ポンジスキームというのは やらせとかインチキであって、一見うまくいきそうに見えるけれど、実際やってみると全然違う、いわゆるペテンのスキームです。
在校生が進めたから、この語学学校に行ってみたけれども、内容は別に他とは変わらないし、授業料もなんだかんだでいろいろかかって、結局は安くならなかった。
こんな気持ちで、モヤモヤしたことありませんか?
これまでは、とにかく勧めるからなんとなくやってみよう、英語で言われてもよくわからないし、という理由で後から「失敗したな」と思っても、泣き寝入りするケースが多かったのではないでしょうか?
こんな経験をしないように、ここでしっかり使える英語を皆さんに伝授します。
なぜこれについてお話をするかというと、日本でも最近、「オレオレ詐欺など」毎日のように取り上げられてますよね。
海外だと余計にわかりづらくて、日本人がカモになる可能性がとても高いと思うのです。
そのためにも、このインチキスキーム、Ponzi Schemeのの見分け方を皆さんにお話ししておきます。
それは次の三つの質問を、ある学校や、商品、サービスなどを進める人に聞いてみればいいということです。
Q1 What is your business? あなたのビジネスは一体何なの？
Q2 Why nobody has ever done this before?
どうして今まで誰もそれをしなかったの？
Q3 How your products/ service is different from your competitors?
競合他社と何が違うの？
これを聞いてみると、あなたが実際買おうと思っているサービスや、商品の価値がわかり、
判断がしやすくなると思うのです。
まず最初の質問ですが、これはとても大切です。
本当は化粧品を売っているんだけれども、人を紹介することだけに頭がいってる人は、化粧品を売っていますとか、あなたのお肌をきれいにします、ということがとっさに口から出てきません。ですのでまず、この問いを投げかけてみるといいと思います。
次に2番目の質問ですが、これがとっても大切です。相手が言うように、この商品が素晴らしい、サービスが本当に良い、と思うのであれば、すでに何人もの人がそれをやっているはずです。それでもできなかったのは何か理由があるはずです。そしてこの相手方だけがその理由をクリアしたということなのです。ここをしっかり聞きましょう。
そして3番目ですが、2番目の質問に対して、十分な答えがもらえたのならば、3番目の質問は、簡単なはずです。この相手の会社が、彼らの推奨するビジネスモデルで、とても儲かっているのならば、すぐに新しい参入者が入ってきて、価格競争が起こり、儲けがなくなるはずです。それをどうやって防ごうとするのか、ここがとても大切です。
日本の製造業などでは、ここをしっかり考えてる方もいますが、海外では、単純に自国の経済成長に乗っかっているだけ、という会社もあるので、ここはよくよく注意が必要です。
こうしたところを全て考えてみて、それでもオーケーであれば、このスキームをやってみればいいのです。
少なくとも後からどんな結果になったとしても、自分がこのponzi schemeやらなければよかったと後悔することはなくなると思います。
