2019.2.5
こころある人と仕事したい、そんな思いがふっとよぎったら、あなたのマインドセット変えてみませんか? あなたのマインドリセッター、ユキーナ・サントスです。
苦しい職場でのブロック、まずはすこしづつとっていきませんか?
モニターカウンセリングやってます!
今回は利他のこころとリーダーシップについてのお話です。リーダーとはどんな人か、これも書いています。
自分がこだわりを捨てるには、自分で自分の心の中をとことん掘り下げて、嫌な部分を全て自分の前にさらけ出し、自分が自分を認めていくことが大切だと思います。だから自分の嫌なところへのこだわりがなくなっていくのだと思います。これができると、相手の嫌なところも認めることができるようになると思います。部下は、受け入れられるということがわかるので、本心をさらけ出してくれると思います。これは職場環境に限らず、家族でも同じなんだと思います。
すべて、問題の根本は、相手をどうこうしようということではなくて、自分の中にあるのだと改めて考えさせられました。
「(部下)が夜中に本社に来る途中で事故を起こした。酔った人が国道を横断していて、それに気がつかないでひいて即死という。。。私は人をひいたと聞いた瞬間に自分で運転して走っていく、その時にはもう〇〇君になっているから、私がひいたのですね。罪の意識で私自身が自殺しかねないくらいですから、彼の心中は痛いほどわかります。。。。部下の災難の時に当事者になりきってしまう。悲しみが自分の悲しみに感じられる。これはリーダーとして大事です。」
飛行機の中でこの箇所を読んでいたのですが、涙が止まらないほど泣いてしまいました。
私は、「こころ」があるとかないとか言うのは、この部分だと思うのです。他人の心の痛みが、本当にわかるかどうかということだと思います。
そして心があるかないか、これがある人と一緒にいたり、その人から離れたりするときの、決め手になるのだと思います。
心がなければ、最終的には人は離れていきます。そして心があるから、どんなことがあっても、その人と一緒にいようと思うのではないでしょうか?
他人の事と自分のことに境界線を引くことがとても大切だと思っています。その人の人生なので、その人のものであり、その人が解決する問題は、その人のものなのです。私がいくら心配しても、やきもきしたりしてもその人でしか解決することができないものです。こういう意味では、人の事と自分のことに境界線を引くのが大切だと思います。
しかし、人間は感情を持って生まれてきています。その感情の部分も、全て否定するということではないと思います。
むしろ、感情の部分でしか、他人とは重なることができないのかもしれません。
そして、他人の感情と自分の感情を重ねることができたとしても、それは損得の意味では、自分の得にはならないことが多いかもしれません。けれども、損得を超えて、そこができることが、人間として信頼されることにつながると思います。
Oさんの前に立って、遺族に謝りながら、罵詈雑言を浴びせられた稲盛氏は、偉大なリーダーであると改めて思いました。
これを英語にしてみましょう!
Kokoro- Ultimate Compassion- and leadership
This episode of Mr. Inamori deeply made me think about leadership and
Japanese word “kokoro”. Kokoro means heart, mind-set, feeling, emotion
but under this context, I would like to define Kokoro as attitude by
which we can feel others as if we feel others’ grief as ours. Kokoro
can be interpreted as the deep and profound compassion. The compassion
Is so deep that there is no separation between our matters and others’.
This, in a sense ,can be interpreted into the phrase feeling others as if everything happened to me not to them.
In the early stage of Kyocera, Mr. Inamori got a phone call and heard
that his staff hit a drunk guy staggering across the road.
Unfortunately that guy died. Mr. Inamori soon drove straight to the police.
Even though this is his staff’s issue, Mr. Inamori drove to the
police. He had already been deeply feeling his staff who caused the
accident. Mr. Inamori said I felt as if I had encountered the
accident, fully occupied with the idea that’s I’m guilty. I believed
that I’m the one who caused the accident and that was not his problem
but mine!!
Mr. Inamori mentioned that having compassion or feeling deeply others
is the criteria to be a trusted leader. Personally, I think that we
have to distinguish our concerns from those of others. However, if we
encounter a serious tragedy and someone feels me and share my
feelings, I would feel like my grief has been diminished.
No matter how well-determined, rational and practical one can be,
sharing sorrow with others is important to develop a trust among us.
In my past experience, when I find this kind of compassion-Kokoro- in
others, I start trusting that person. On the other hand, when I find
that person to be superficial or cruel, with no hesitation, I decided
to leave that person. Thus, having deep compassion towards your staffs
is the key for you to be respected/ trusted business leader in your
company.
いかがでしょうか?
一つの文は短く、長くても2行になるように、そしてこれも文を書く上での基本ですが、一つの文の中に必ず何が主語で何が動詞か分かるように書いています。
構成について申し上げると、まず結論を書いて、 それを説明する具体例を書いています。
社長の意思が全てだと言っている。
具体的にどういうことかというと、月次の決算では十分でない、これに気づくのは、社長の意思がより正しく正確に、日々の経営を知りたい、そして早く改良策を打ちたい、こう願っているからこのようなアクションができるんだと、 これは具体例で説明しているわけです。
1文は短く、状況がビジュアルに見えるように、くっきりイメージしながら英語を書いていきます。
最初は時間がかかるかもしれませんが、イメージしながら文を書いていく、そうすることで徐々に英語の発想になれていく、ということが分かるでしょうか?
次回もまた、ビジネスのコツ、経営について英語で伝える、これを皆さんと考えてみたいと思います。
今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。